「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」(菅原 道真)
この和歌を出だしに、喪主であるご主人の会葬のご挨拶がありました。昨日、彼岸の中日のことです。
(今日のブログは、会津の旅の続きの予定でしたが、変更して書いてます)
那須オジサンは、今日は遊び部屋で、喉の痛みを感じて部屋に閉じこもっています。
外を見ると、我が家の梅の花が満開です。
亡き妻がまるで母親のように面倒を見てもらった義叔母が亡くなり、通夜、葬儀と参列させて頂きました。
今住んでいる素敵な和風建築の自宅を建てる時に植えた、梅の花二本、若木と老木、その花のことを亡くなった奥様の思い出に添えてしみじみとしたご挨拶でした。
喉が痛いのですが、風もあるけど気温は寒くなさそうなので、菜園に出てみました。
小さな野花が咲いていたので、お彼岸でもあり妻への供養と義叔母への弔いの気持ちを込めて、それらを撮影し今日は二人に贈るつもりでブログをまとめます。
匂いが伝わって来る梅の花ですが、今年も実を付けてくれそうなので、食卓にあげてみたいと思います。
妻は梅が好きだったのでね。
見ていたら道路沿いに大切に妻が植えた「芝桜」がちらほらと花を付けています。
実際には道路側になるのですが、雑草が生えるので彼女が植えたのです。
他には茶花も植えていました。
ツバキ類は、4本ほど植わっています。1本以外は大きな木にはなっていませんが楽しみにしていた木々です。
ここまではピン系の花を並べてみました。
妻の祭壇もピンク系にしましたし、義叔母もピンク系でまとめられていました。叔母の遺影も華やかなピンクのドレスでした。
妻のはね、亡くなる前年に二人で行った日光のクリンソウ見物の時の赤いウインドヤッケでしたので、素敵な格好と言う訳ではないですがね。
この他には地べたに這いつくばっている小さな花があります。
ピンク系はこれがありましたよ。
ヒメオドリコソウですが、手抜きの菜園にそろそろ蔓延りそうなので、早めに抜いておかないといけませんね。
今年は雑草ジャングルにならないように先手先手で管理していこうとは、今のところは思っています。
これはナズナですが、何処にでも見かけますが、ちょっとした思い出がありますよ。
やはり今は亡き愛犬のランディの散歩を朝夕の2回していましたが、朝は通学途中の小学生と会うことも多かったのです。
その中のある女の子、何だか人懐こくてオジサンに懐いてくれたのね。名前も知ら無いですがね。
ある時、下を見ているので、その先を見たらナズナがあったのね。
然らば、花が終わりこんな風になっているときね。
これはね、この三角の形は、三味線を弾く時に使うバチに似ているからね、三味線を、ペンペンと鳴らすのでそうなったのよと、伝えました。
まあ、理解出来たかどうかわかりませんでしたが、その後は近くに見えると駆け寄ってくれていました。
でもね、年が上がるにつれて自意識も芽生えてきたのか離れて行きましたね (;^ω^)
これも妻がもらって来た球根ですが、1輪だけ咲いていましたよ。
水仙は早めに咲くのですが、我が家のはそれほど早くなく今からですね。
この野花は名前が判りません。地べたにそれこそ這いつくばっていましたよ。
今日は、静かに過ごしました。体調が悪いということも有りますがね。
でも、お彼岸ですし、静かに過ごすもの悪くないでしょう。
那須オジサンも、諸行無常を感じて、世事からはどんどん離れて、仙人のように生きて行きたいと思っています。
好きなこと、やりたいことをできる限り優先して、義理や人情はほどほどに、付き合いでさえ義理の部分は削いで、人生の断捨離もしてゆきます。
では、今日はこれにて (@^^)/~~~
今年は、そそくさと撤退する年とします。
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