20日発信の続きです。
多分遅くても11時半、早ければ11時開店で即刻入れるかと歩き始めます。
大江戸温泉がここにも進出しておりマイクロバスが送迎をしています。
轢かれたくないので、やむなく腐ったような雪の上へ避難しつつ、坂道を下ります。
あれー、そい言えばお店の名前を失念です。
道を聞こうにも歩いている人は少なく聞くにも名前が判らないのですから聞きずらいです 。゚(゚´Д`゚)゚。
店構えの雰囲気で思い出せるだろうと歩いて行くと、どんどん温泉街の端っこの方へ。
こんな端ではなっかたぞーと思案していたら、歩く人一人。
尋ねます。僕もここの人ではなく湯治に来ているんだと。
洋食ならこの先にあったぞよと、宿泊所に帰る途中だからと案内してくれる。
短い時間でしたが、何処から来たのと聞いたので、那須塩原からと言うと、何と塩原温泉の新湯に行ったと。共同浴場にも入ったというから、それは「むじなの湯」と言いませんでしたかと返す。
ああ、そうそうと、短時間でしたが歩きながらの楽しい交流。
11時半開店らしく、ここじゃないかと言うお店はまだのようですが、開けて時間確認をしつつ中を見たら違っていました。
時間になったらまた来ますと社交辞令のように言って辞しました。
万事休す。
そこで、僕らの専属の私的旅行コンサルタントに電話で尋ねます。鳴子温泉に来て居ることを告げ、前回二人出来たお店の名前を調べてもらいました。
折り返し返事があり、「純」と言うそうな。
あれ、それなら横目に見て通り過ぎて来たよと…。
昭和レトロを記憶していたので、これではなさそうと即断していたのです。
ドアを開けていっぺんに記憶が戻りました。
ねえ、このようなポスターや小道具が店中に飾ってあってホント昭和記念館のようです。
どうも、このイメージが頭に刷り込まれていたので、外観もそうだと記憶していたようです。
まず、メニューを見ると沢山、びっしりと載っています。
アルコールはと言うと、見つかりません。以前来たときは、純喫茶ではなく間違いなく飲んだのであるはず。
恐る恐る聞くと、あっさり生ならありますよと。
躊躇なく、顔がほころんで発注。
湯上りですから、小雪交じりの中を歩いてきても喉が渇いていたのであっという間に空に。
御つまみは無いかと聞くと、少し思案して、生ハムのサラダをお勧め。
美味しく食べながら2杯目を発注。
最初入った時いた男の高齢者は、コーヒーだけで帰りました。
呑んでいると、今度は高齢者の女性。コーヒーを頼んでタバコをくゆらせています。
写真を撮るときに断りを入れると、写真は嫌いだから顔は映さないでと横を向かれてしまいました。
新聞を見ながら、マスターと話しています。
スポーツ紙で、錦織の記事で会話です。僕も、勝手に茶々と入れるように混じりましたよ。
また、何処からと聞くので那須塩原と言うと行ったことがあると。マスターも那須のビューホテルに泊まったとか。
僕はここでも観光大使をしてしまいました (^^)v
僕も、他人はそう言いませんが、内気でしたが、年を経るごとにおばさん化してきて、会話ができるようになっています (-_-;)
2杯目を飲み終えようと言う時間に、何か腹の溜まるものと、ランチセットにあったオムライスを頼みます。
ソースは、ケチャップかドミグラソースのどちらかと言うので、レトロ調にはケチャップが似合うでしょう。
乗っているオムレツを割るとふわふわの半熟卵。
とっても美味しく優しく、懐かしい味がしました。
この後には、デザートとコーヒーが出ましたよ。
会計には、既に製造会社が無くなっているレジスターの昭和の音を、ガチャガチャンとさせて締めてくれました。
とっても落ち着く、懐かしいお店で、ここでも十分のんびりとして時間を過ごせました。
さて、午後の部の温泉に行くには丁度良い時間まで滞在できて、感謝と機会があったらまた来ますと言ってお店を出ました。
次は、2回目の訪問である早稲田大学絡みの温泉です。
では、長いので、この次に。